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マウスの脳全体を覆う巨大ニューロンを発見か

マウスの脳全体を覆う巨大なニューロン群を発見したとするアレン脳科学研究所の研究結果が、Natureのウェブサイトににnews articleとして掲載されています。

記事によると、Christof Koch氏らはまず、前障 (claustrum)にある特定の遺伝子が薬剤に反応して活性化するよう遺伝子改良を施したマウスの脳を、緑色蛍光タンパク質 (GFP) で標識。その脳の断面図1万枚からニューロンのネットワークをコンピューター上で再構成するプログラムを開発して3Dモデルを作成したところ、3つのニューロンがマウスの脳全体を取り囲むように繋がっていることが判明したと報告しています。

ちょっと調べてみたところ、2016年に北海道大学のグループがゴキブリの脳半球をカバーする巨大な4つのニューロン群を発見したと発表していますが、哺乳類での同様のニュースは見当たりませんでした(探し方が足りないだけかもしれませんが)。

この研究結果は、既に2月に米国のベセスダで開催されたBRAIN initiativeの会合で報告されているそうですが、研究所のニュースルームには当該の研究に関する発表などは掲載されていませんでした。今後論文が出るようなら、改めて詳細について書いてみたいと思います。

This article is based on:
A giant neuron found wrapped around entire mouse brain
(Nature News)

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