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男性が自分のペニスについて知っておいた方が良い10の事

ペニスにまつわるヨロズの悩みというものはいつの時代も尽きないものですが、内容が内容だけに、男性とはいえ現実の生活で誰かに直接相談することに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。海外では、ウェブ上の相談コミュニティが発達していたり、下半身事情の専門ニュースサイトがあったりするのですが、日本ではまだまだ成長途上の分野といっても良いでしょう。

今回、海外サイトのMen’s Journalが、サンフランシスコで泌尿器クリニック「The Turek Clinic」を経営しているPaul Turek医師のコメントを基にペニスに関する様々なTipsを紹介していたので、その内容を再構成する形で紹介してみます(根拠が薄そうな部分は適宜スキップor加筆しています)。

1.平均長と必要長さ

ペニスの長さや周長については、日本でも米国でも実測値ではなく(多くの人が実際よりも大きめの値を伝えるであろう)自己申告による数値が用いられているケースが多く、信頼できそうなデータはなかなか見られません。Googleの検索結果レベルの情報では、日本人の場合は勃起時長さ12-15cmというのが平均的な値になるようです。

カリフォルニア大学のWessells Hらが1996年に発表した論文では、80人の男性を対象に通常時と勃起時のペニスを比較した結果について述べており、(米国人を対象として)通常時で4cm以上、勃起時に7cm以上の長さがあれば十分であるとしています。

日本人の場合では必要な長さはどの程度なのかと言うと、医学的な加療が必要な長さの基準については信頼できそうなサイトが見つかりませんでしたが、米国基準から少し割り引いた長さが参考になるのかもしれません。

 2.サイズについて

ジョージア大学のBrian S. Mautzらが2013年にPNAS誌に発表した論文では、身長やペニスのサイズといった身体的特徴が異なる男性のヌードCGを女性の被験者に見てもらった上でそれぞれのモデルの性的魅力をスコア付けをしてもらい、身体的特徴との関連性について分析を行っています。

その結果、魅力の高さを示すスコアとペニスのサイズには正の相関がみられたものの、そうした傾向は通常時3インチ(約7.6センチ)を境に弱まっていたとのこと。また、身長の高い人物ではわずかなペニスサイズの差が大きな魅力の差につながっていたものの、身長の低いグループで同等のスコア差が生じるためには2倍のペニス長が必要であったとしています。

つまり、性的魅力を評価する上では、身長や体格などといったほかの要素と関連付けて考える必要があり、ペニスサイズだけを取り出して見てもあまり意味がない、というわけです。

3.スタートダッシュ型と大器晩成型

とは言っても、若い男性にとってはサイズが重要になるシーンは少なからず存在することでありましょう。しかし、特に成長期にある若い人は、現在のサイズを気に病む必要はないかもしれません。

Turek医師によると、ペニスの形状が人によって様々に異なるのと同様に、成長のスピードも様々であるとのことで、若い時のサイズの大小は最終的なサイズの大小とあまり関係がないとしています。すなわち、小さいころにスモールであった人が、成長期を終えるタイミングでライバルを追い越している、ということもよくあるとのこと。

何より、通常時のサイズは勃起時のサイズとあまり関係がないそうで、本番体制でない状態でサイズを張り合う事にはあまり意味がないのかもしれません。

4.カーブ

勃起時のペニスは、左右いずれかに僅かにカーブしています。この「曲がり」を気にする男性も多いそうですが、通常はあまり気にする必要はないとのこと。

ただし、中心から15度以上曲がっているような場合はペイロニー病(陰茎硬化症とも)の可能性があるため、一度医師の診察を受けた方がよいかもしれません。

5.できもの

亀頭部分などにできものが発生した場合、性感染症にかかっている可能性があるため、なるべく早めに病院へ行きましょう。

ただ、ペニスの皮膚は体のほかの部分の皮膚と基本的には同じものであるため、湿疹や白斑などといった皮膚トラブルが起きることもあります。

6.激しすぎるのは禁物

ペニスには骨のような硬組織が通っていませんが、それでも無理をかけると折れ曲がってしまいます(医学的にも陰茎”折”症と呼ぶ)。

ペニスは、血液量に応じて硬さが変わるスポンジ状の「海綿体」の周囲を陰茎白膜と呼ばれる膜が囲む構造をしていますが、勃起した状態でペニスに無理な力が加わると、この白膜が断裂して内部の海綿体を支持することができなくなり、見た目的には骨が折れたようにダランと垂れ下がった状態になります。

Turek医師によると、実際にペニスが折れる際には「ポキ」っといった骨折音のようなものが聞こえるそうで、こうなってしまうと救急車を呼ぶか、タクシーを飛ばして病院に向かう必要があるとのことです(ちなみに陰茎折症は所謂「中折れ」とは全く異なる症状です)。

7.チャックにご用心

トイレで用を足した後にズボンのチャックを引き上げたらペニスを挟んで大絶叫…みたいな状況はマンガなどでよく見かけますが、現実世界でも相当数の悲劇を生んでいるようです。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校のグループが2013年に発表した論文によると、2002年から2010年の間にのべ1万7616人もの人がチャックにペニスを挟み込んで救急を訪れており、これはペニスの創傷全体の五分の一に相当する患者数だそうです。

ただ、中には口で噛まれて出来たペニスのケガを「チャックで挟んだ」と申告する場合もあるようで、口腔内細菌による感染症によってペニスを失う事にもなり兼ねないため、もしそのような状況に身を置いた際には実際の成り行きを正直に話す必要がある、とTurek氏は語っています。

8.様々な疾患と勃起障害

勃起障害、いわゆるEDは、精神的な影響による心因性EDと、血管や神経の障害によって生じる器質性EDの二種類に大別されます。このうち器質性EDは、糖尿病や高血圧・動脈硬化といった様々な疾患の前触れや発症を示していることがしばしばあります。

ペニスには非常に細い血管が縦横無尽に張り巡らされており、ここに血液が流れ込むことでペニスは勃します。言い換えると、通常どおりに勃起することが出来なくなったということは、末梢にある細い血管に何らかの問題 ー例えば微小な血栓が発生したことによる血行不良などー が発生している可能性も考えられるというわけです。

肥満状態で、かつ長年にわたって高血圧が続いているような中でEDの症状が見られたら、念のためにも病院で検査してもらった方がよいかもしれません。

9.清潔な状態を保とう

生殖器には、これまで性行為を交わした相手の持っていたバクテリアが「履歴」として残されています。

肉体関係をもった相手がそれまでの人生でどのような相手と性行為をしてきたのか、その相手は誰といつ…といったことを追跡することは容易ではありません。中には、自覚なしに性感染症のキャリアになっていた人もいたかもしれません。

ペニスを清潔にしておくということは、臭いの発生や新陳代謝を促すといったことはもちろん、そうした負の履歴を次の相手に渡してしまうリスクを減らすことにもなります。

10.包茎について

日本国内では至る所にタートルネックを着用した男性の広告が溢れているので改めて説明する必要もないでしょうが、Men’s Journalの記事でも「包茎だと不潔になりがち、場合によってはガンにも…というありがちな文章になっています。

ただ、こうした危機感を煽る文章がどういった根拠に立つものなのか日本語と英語で探してみましたが、ざっと検索したレベルでは明確な学術資料は見つかりませんでした。また別記事か何かで詳細を追ってみたいです。

 

今回、色々と調べる中で初めて知ることも結構あったりして、こういう話を扱うニュースサイトが少ないのは勿体ないなあと感じました。せっかく広告ポリシーに縛られない環境にしているので、こういった話題も積極的に扱っていきたいと思います。

参考までに、 “penis things” という単語の組み合わせでググってみるとコレ系の英語記事が結構ヒットするので、興味のある人は検索してみてはどうでしょうか(本家Buzzfeedの記事がやたらヒットする)。

This article is based on:
12 Things Every Man Should Know About His Penis (Men’s Journal)
アイキャッチ画像はPixabayより引用

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